僕が痩せたらあの子はどんな顔をするだろう

古今東西のあらゆる身体作りの話題について面白おかしく取り上げていきます。たまに日々の出来事もつらつらと

秒速で痩せる唯一の方法

タイトルにある方法をご存知の方は、教えてください。

 

前回からの続き

karl-body-making.hatenablog.com

15kg痩せるという決心をした私は、ダイエットの方法について調べ始めた。
やみくもに始めても意味がない。まずはダイエットというシステム・効率的な方法を理解・模索することが重要だからだ。

誰もが知っている痩せる方法としては、運動量の増加、食事制限の2点がある。
ものすごくシンプルに言うと、人間が1日に必要とする消費カロリーより、摂取カロリーが下回れば痩せるのである。単純明快、至極明快な答えである。

上記2点を守っていれば、確実に痩せるはずである。しかし、私に時間が残されていなかった。じっくり痩せていたら、意中の子に意中の人が出来てしまうかもしれないのだ。もたもた痩せている暇などなかったのだ。ダイエットの世界も早い者勝ちで非情なのだ。

全く食べないという方法もあるだろうが、これは全くもって論外である。骨と皮だけになった自分を誰が好いてくれるのか。痩せつつ、できれば筋骨隆々の見た目になりたいという、この世の男がみな考えているような欲張りを発揮していた。

では、秒速で痩せ、かつ筋肉も維持する方法はないかと探していたところ、あるダイエットにたどり着いた。

 

それは、ケトジェニックダイエットである。

 

これは所謂、炭水化物ダイエットで、糖質制限をすることで一気に痩せるというものだった。

1日1食炭水化物を抜くというような生温いものではなく、なんと1日の炭水化物摂取量を20g以下に抑えるというものだ。お茶碗一杯の白米が60gの炭水化物を含んでいると思うとその少なさに驚愕である。

かつ、興味深いのが肉や魚、卵、チーズ、油などはいくらでも食べてもよいということだ。

炭水化物ダイエットは確かにその有意性について最近ちらほら聞くようになったが、(○イザップとか)どこか胡散臭い。しかし、手段は選んでいられないのだ。 まずはケトジェニックダイエットのシステムについて学ぶことにした。

 

手始めに”炭水化物が人類を滅ぼす”という本を参考にした。



タイトルは物々しいが、内容は炭水化物制限について非常に明瞭に書かれていた。

”炭水化物は嗜好品であり、必須栄養素ではない”という文章は衝撃であり、人類の食事を根底から覆すような主張が繰り広げられていた。

まず、太るメカニズムとしてはインスリンが深く関係している。摂取された炭水化物はブドウ糖となって血糖値を上げる。それを正常値に戻そうとインスリンが分泌され、同時に使われなかった余剰なブドウ糖中性脂肪に変えられ、脂肪細胞にストックされる。炭水化物の過剰摂取が脂肪の蓄積を招くことこそが太るメカニズムである。

極端なことを言えば、サラダ油を一気飲みしてもインスリンが上がらないから太らないということだ。(油が太らないと知っている人が何人いるだろうか!マヨちゅっちゅしても全然平気)
カロリーベースではなく、どう身体で吸収されるかが太るかどうかに繋がると主張する。

元々人間には糖新生という「タンパク質(アミノ酸)からブドウ糖を生成する」能力が備わっているが、長年の炭水化物漬けの生活ですっかりその能力が忘れ去られてしまっている。

炭水化物が身体に入ってこない→血糖値が下がる→血糖値を一定に保つため、不足しているブドウ糖糖新生でタンパク質から生成する→糖新生を起こすエネルギー(ATP)が必要なので、脂肪を燃やして作る→痩せる

確かに、炭水化物が無ければ頭がぼーっとすると言って、炭水化物ダイエットに否定的な人もいるが、糖新生がある以上、そんなことはない。脳は1日の消費カロリーの20%をも使用するが、そのエネルギーとなるのは、ブドウ糖とケトン体である。ケトン体はATP生成の際に発生した燃えカスのようなもので、これも脳のエネルギーとなるのである。つまり、糖質制限を行ったとしても、炭水化物を取らなくても糖新生、脂肪燃焼がある以上、脳がエネルギー不足となることはないのである。

上記の通り、身体の構造上問題ないということであれば、ケトジェニックダイエットを行っても全く問題なさそうである。しかも、糖質以外はお腹一杯食べることができるので、総カロリーを減らさずに済み、筋肉量の減少も防げそうである。

 

ケトジェニックダイエットの方法について以下にまとめておく。

・1日の糖質摂取量は20g以下
・糖質を制限する代わりに、タンパク質、脂質を豊富に取る。タンパク質は体重1kg当たり2g、脂質も同様に取る。
・運動は行わなくても十分痩せるが、短期間で痩せるためにジムにも週3~4で通うことにする。(ジムは元々行っていた) 筋トレをメインに、停滞してきたら有酸素も取り入れる。

手段、決意は固まった。後は行動あるのみである。この時点7月末日、これから一体どんな地獄境地が待っているのか、当時の私には知る由もなかった。

続く~

 

 以下参考にしたサイト

www.toracli.com

woman.excite.co.jp

 

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