僕が痩せたらあの子はどんな顔をするだろう

古今東西のあらゆる身体作りの話題について面白おかしく取り上げていきます。たまに日々の出来事もつらつらと

ホエイプロテインと乳糖不耐症の話

大人になって牛乳を飲んだら、お腹を下してしまった…という経験をお持ちの方はいないだろうか。

 

それは、乳糖不耐症が原因であろう。子供のころは牛乳を普通に飲んでいたのに、大人になって飲めなくなるのである。

 

乳糖不耐症とは、乳製品に含まれている乳糖を上手く消化できない症状である。

大人になるにつれ、乳糖分解酵素が欠乏し、分解がうまくできずにお腹を下してしまうのである。

 

当方も大人になり、不運なことに乳糖不耐症となり牛乳が飲めなくなった。高校生までは毎日1リットル飲むほど好きだったのに、なんという仕打ちであろうか。牛乳は子どもが飲むもので、大人は飲むものではないとの啓示なのだろうか。

 

百歩譲って今後牛乳を飲めなくなるのは我慢できるが、乳糖不耐症のトレーニーが悩まされるのは、ホエイプロテインでもお腹を下してしまうことだ。

 

ホエイプロテインは簡単に言うと牛乳を凝縮して粉末にしたものなので、乳糖が含まれている。そのため、水で溶かして飲んだとしても乳糖不耐症が反応してしまう。

 

プロテインが飲めないということは、トレーニーにとって、じゃんけんでチョキを制限してグーとパーだけで戦うようなものであり、致命的である。

 

ホエイプロテインは以下二つの製法があり、

 

WPC (Whey Protein Concentration)

WPI (Whey Protein Isolate)

 

WPCは広く普及しており、巷で売っているプロテインはだいたいWPCで作られている。この製法では乳糖が多く残ってしまい、乳糖不耐症は飲むのを諦めざるを得ない。

 

しかし、WPIは乳糖をほとんど除去する製法であり、これならば安心して飲むことができる。乳糖不耐症にとって福音であり、人間の発明とはすばらしいものである。

 

普段当方が愛飲しているWPIプロテインは、「バルクスポーツ アイソプロ」である。

 

 

成分は以下の通り

 

エネルギー:95kcal たんぱく質:20.0g 脂質:0.6g 炭水化物:2.3g   (約25g)

 

同製品のWPCの成分は

エネルギー:99kcal たんぱく質:18.0g 脂質:1.7g 炭水化物:3.7g (約25g) 

 

 

こう比べてみると、成分はそこまで変わらない。WPIの方が炭水化物が少ないのでケトジェニックダイエットには適している。

 

バルクスポーツのプロテインは、シェイカーで振るだけでも粉がダマになることが少ないので飲みやすい。振った後の泡が苦手という人も満足できる製品である。

 

WPIは乳糖不耐症でも飲めるし、炭水化物も少なくてメリットは大きいのだが、ネックな点を挙げるとしたら、価格がWPCに比べて若干高めであること、WPCのほうが味が濃くておいしいことである。とは言えこれを飲むしかないので文句は言っていられないのだが。

 

先日、もっと安くWPIが入手できないかアマゾンで探していたら、「アルプロン」という製品があり、その安さに惹かれて試しに買ってみた。

 

 

バルクスポーツWPIは4000円程、アルプロンでは3000円なので破格の安さである。他製品のWPCより安い。ワクワクしながら製品を待ち、到着したらすぐさま飲んでみた。不味かった。

 

なぜ数ある味の中、レモンヨーグルトを選んだのか自分に理解できなかった。無難にチョコレートやココアにするべきだった。とは言えもったいないので毎日飲んでいる。最近は慣れてきたので問題ないが、この安さは魅力的である。次買う時はナチュラルならば問題ないであろう。

 

最近、自分は乳糖不耐症なのか、内臓がただ弱いだけか、どちらかよくわからなくなってきた。

少し辛いものでも翌日腹痛に苦しめられるし、ブラックコーヒーですらお腹がゆるくなる。図体はでかいくせに…

 

いろいろハンディキャップを背負っており、前世にどんな悪行をしたのか気になるところだが、めげずに邁進しようと思うこの頃であった。

 

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