僕が痩せたらあの子はどんな顔をするだろう

古今東西のあらゆる身体作りの話題について面白おかしく取り上げていきます。たまに日々の出来事もつらつらと

たまには靴の話でも

革靴を購入した。スコッチグレインのオデッセイ。ストレートチップのダークブラウンである。久々に良い靴を購入した。

 

美しい・・・の一言である。つま先が鏡のように光っており思わず噛み付きたくなるような妖艶さである。食べちゃいたい!!!

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今回はベルトも購入した。ベルトの革はこの靴と同じものをベースに作られている。

靴もベルトも同じ革で統一するとはとんだ信者である。

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やはり良い靴は履くとテンションが上がる。仕事にいくモチベーションも上がるし、何より履いていて気持ちがいい、かつ手入れにちゃんと答えてくれる。今後10年付き合う相棒がまた一人増えた気分である。

 

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さて、おニューの靴を履いて外出するとチラチラと自分の足元をニヤニヤ見とれることになり、頭は早く帰って汚れている靴を磨きたいという気持ちでいっぱいである。

頭が靴で満たされていたため、ネットサーフィンにてとある本を発見し、購入した。

 

「一流の人はなぜそこまで、靴にこだわるのか」

 

著者 の渡辺 鮮彦氏は渡辺産業株式会社の代表取締役で、英国ブランドの輸入・販売を行なっている会社のようだ。

なんと高級革靴のチーニーの代理店のようでそのパイプの強さが伺える。

 

内容としてはまず「できる人は靴にこだわる!靴まで手入れが行き届いている人は高いマネジメント能力の表れ」というような説明、そこから革靴の種類、フォーマル、カジュアル、TPO、まずどんな靴を買うべきか、フィッティング、日々の手入れ方法・・・と革靴の知識について体系的にまとめられており入門書としてはぴったりという印象を受けた。

当方のような革靴に興味がある中級者なりたてのような人には目新しい情報は少ないと感じたが、「できる男の仕事靴、真のマストバイ」の章で、仕事靴としては最低3足持っておけ!という内容で、どの3足がベストなのかについて紹介されていたのは非常に面白い内容だった。

また、日々の手入れについても帰宅時、月一簡単メンテ、3ヶ月に一度の本格メンテ、リペア依頼のタイミングを解説しており、こういったやり方、考え方があるのかと興味深かった。

「靴のお手入れとは、単に靴の表面をピカピカに光らせることではないですよ」という言葉はハッとさせられた。

靴の革から汚れを取り除き、水分や油分を適度に補給し、柔軟で潤いのあるコンディションに革を保つこと・・・。よし、帰ったら早速お手入れをしよう!

 

このように革靴について綺麗にまとめられており学ぶことも多いため、気になる方はぜひ読んで頂きたい。(正直、ページも200ページで文字数も多くないのでハードよりkindleで買った方が良いと思う。ハードは倍近く値段するし)

 

この本によってさらに高まった革靴熱だったが、ある1足のことを考えると少し気が重くなる。今では靴箱に入っている頻度が高くなってしまっている1足なのだが、その話はまた別の機会にすることにしよう。