僕が痩せたらあの子はどんな顔をするだろう

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糖質ダイエットを続けるための5つの方法

当方が去年18kg痩せ、現在もちゃんと体重を維持できている(半分くらい体重は戻ったが)ことを見た周りの人からダイエットを継続するコツを聞かれることがたまにあった。

 

今回は糖質ダイエット限定となるが、当方がダイエットを成功させるに至った方法をまとめてみた。

 

実際に実行した糖質ダイエットを継続する5つの方法

ダイエットを挫折せずに続ける、、これは飽食の時代に蔓延る永遠のテーマである。

ダイエットは基本的に面倒なものである。人間の大きな欲求である食事を制限し、誰だって寝ていたいがそれでも運動に励むことが求められる。だが、それを続けるために当方が実際に意識していたのは以下の5点である。

 

1. 目的をはっきりさせる

2. 期間、目標体重を決めてダイエットの計画を立てる

3. 周りの人に宣言する

4. ダイエットをしない日を作る

5. 誰かと協力してダイエットを行う

 

以下で一つずつ説明していこう。

 

1. 目的をはっきりさせる

何事にもスタートの際には目的をはっきりさせることが重要である。ダイエット=ボディメイキングに限って例えれば、痩せて綺麗・かっこよくなりたい、いつまでも若々しくいたい、健康診断の数値をよくしたい、筋肉をつけてバキバキになりたい等である。これらの目的設定によってダイエット方法が(多少)変わってくる。

 

 この中で最も多いのは、”モテたい”という目的だろう。至極単純な理由だが、非常に大事な動機である。フロイトが、全ての意識下の根本は性欲であると主張していたように、異性のために痩せるという理由はとても大事だと考える。

 

学生の頃、透明人間になったらどうするかという話をしたことがあり、そこで返ってきた回答が、風呂を覗くとかそんなのばかりだった。透明人間になるという途轍もない努力と技術の塊を持って実現したとしても、やることはそんなものである。このエピソードから、フロイト先生は正しかったんだなぁとしみじみ思ったものだ。

 

話がずれたが、当方は15kg痩せたら意中の人とデートできるという目標のもと、死に物狂いで2ヶ月3週間で18kgの減量に成功した。(もう思い出したくない)

もちろん、その理由だけで継続できるものではないが、その目的が最後の心の支えとなったのは事実である。

 

まずは目的をはっきりさせること。大半は見た目を良くしたいというのが目的であろうから、気に入った服を昔のサイズで買って、これが着れるまで頑張る!等、自分を追い込むのが重要だと感じた。

 

2. 期間、目標体重を決めてダイエットの計画を立てる

目的を決めたら次は計画である。まずはダイエットをどれくらいの期間で、何キロ痩せるかを決める。

 

当方の意中の子に彼氏ができてしまったら目標も頓挫するので、とにかく早く痩せる必要があった。そこで、だいたい3ヶ月、15kg痩せることを設定した。

 

ダイエット方法は巷にいくらでも溢れているが、当方が色々と調べた結果、確実に早く、かつ筋肉を残して(=リバウンドしにくい身体を残す)痩せられると感じたのは

 

・ケトジェニックダイエット(1日の糖質摂取量を60g以下)

・ほとんど糖質を摂らないが、必ず1日の消費カロリー分はたんぱく質と脂質で摂取する

・筋トレを週3~5で行う

 

太るメカニズムとしては、糖質をどれほど摂取したかが大半なので、必ず糖質制限は行う。そのメカニズムはここでは割愛するが、調べればいくらでもヒットする。

toshitsu-seigen.com

 

よく、ダイエット方法として、消費カロリー〉摂取カロリーとする方法があり、これは正しいのだが、最適な手段としては思っていない。

炭水化物を摂らないと、1日の6割のカロリーがカットされることになる。カロリーがない身体は、じゃあどこから栄養を持ってこようかと考え、筋肉を優先的に分解してまかなうようになる。筋肉は消費カロリーが大きいため、燃費が悪いところから手をつけられてしまうのである。摂取カロリーを減らすと筋肉がゴリゴリ減ってしまう。

 

それを防ぐため、1日の消費カロリー分は必ず糖質以外で摂ること。1日2500キロカロリーが必要なら、それを肉、魚、油で摂っていく。実際にやってみると思うのが、かなり意識して食べないと消費カロリー分の摂取は難しい。しかもお金がやたらかかる。

 

話を戻すと、まずは期間と目標数字を設定したのが正解だったと感じる。例えば当方のように3ヶ月で15kg痩せようと思ったら、それなりに糖質を摂っていてはかなり厳しいだろう。なので、最初からケトジェニックダイエットを行い、運動もかなり行うという過酷な計画が必要になってくる。

 

半年で10kgならば朝だけ糖質を軽く食べて、それ以降は摂らない、運動も週1程度にする等、期間と目標数字次第では糖質制限の方法も変わってくる。

 

生活の環境によっても糖質制限の方法は変わってくるだろう。忙しかったり、会食が多い仕事だったりすると糖質制限の難易度が上がるし、運動する時間も取れなくなる。

幸い、当方は管理部にいるため、仕事の終わる時間を読みやすく、会食も少ないので(若干)無茶なダイエットを決行することができた。

 

また、数値の設定次第ではダイエット終了後の体重維持の難易度も大きく変わる。早く痩せるほど、リバウンドの可能性は高まってくる。リバウンドのことも考慮して、最初の期間と数字の決定は非常に重要であると実感した。

 

3. 周りの人に宣言する

これは地味に大事で、糖質制限を始めてすぐに、15kg痩せます!と周りに宣言した。

飲み会に誘ってもらうのを少なくしてもらったり、ランチで上司と外食に行くのをやめたり、オフィスのデスクでバリバリと定期的にアーモンドを食べていたり、周りの理解がなかったらすぐに挫折していたと思う。

宣言することで後ろに引けないということもあったが、むしろ周りの理解を促すためにも宣言するのは大事と感じた。

 

4. ダイエットをしない日を決める

この世の美味しいものは全て糖質でできている。。。これは糖質制限を行うと必ず思うことである。毎日肉と魚、卵、アーモンドといった食事ばかり続くのですぐに飽きてしまう。多少変化をつけても限界がある。

 

そこでチートデーを3週間に1回ほど取り入れていた。チートデーに関してはこちら


チートデーではダイエット停滞期を打破するのが一番の目的だったが、もうすぐチートデーでなんでも食べられる!と、その日に向けて日々の節制を頑張れたのが良かった。

もちろん、当日になると吐き気がするまで食べるので後悔するが笑、継続させるために小さな楽しみを設けるのはとても大切だと感じる。

 

5. 誰かと協力してダイエットを行う

当方にダイエット方法を教えてくれたのは、職場の先輩であった。先輩はボディメイキングのプロといっても過言ではない肉体美と知識を誇り、食生活、筋トレの方法を指導してくれた。やはり、人間は一人ではすぐにダレてしまうので、誰かと協力、指導してもらうのが続けるコツである。悪い言い方をすると、監視の目をつけるのである。

 

そんな希少な方は周りには少ないと思うので、友達と一緒にダイエットするのがいいだろう。仲間が周りに多いと自分はサボることはできない。

 

まとめ

以上の通り、当方が実際に意識してきた方法を述べてきたが、継続できた理由として、日に日に変わっていく自分を見るのが楽しかったことが大きい。服はどんどん身体に合わなくなってくるし、周りの人の反応も面白い。身体の構造、栄養の知識を増やしたり、筋トレ自体も楽しめるようになる。

 

あの子と付き合いたい!という理由から始めたダイエットも最終的にはその動機も薄れ、ボディメイキング自体を好きになっていったのが継続の最大の理由だと今は思う。

 

とはいえ、モテたいという欲望は非常に大きなものであるので、ダイエットをこれから始める皆さんも、意中の人に痩せたらデートして!などの提案をしてみたらいかがだろうか。

 

しかし、ダイエットが成功しても、恋愛に失敗した場合、非常にリバウンドする確立が高いと覚悟した方が良いだろう。外国語の上達には外国人と交際することが一番の近道だが、失恋した後にその言語を使いたくなくなって忘れてしまうことと同じである。

恋愛を目的にするのは一種の諸刃の剣なのかもしれない。。。な、泣いてなんかいないんだからねっ!リバウンドは(そこまで)してないし!!

 

 

過去の記事はこちら

karl-body-making.hatenablog.com