驚異のマッスル北村飯!卵10個プロテイン割りを作ってみた
現代の食事観を覆す、マッスル北村飯、第三弾。卵10個プロテイン割りを作ってみた。
卵10個プロテイン割りとは
作り方は至極単純、卵10個にプロテインを割って飲むだけである。もちろん生卵である。
料理?の動画はこちら
用意するもの
・卵 10個
・プロテイン40~60g
以上!それをミキサーで回して飲むだけである。すみません、もうやめていいですか?
実際に作ってみた
まずは卵10個を用意する。
こんなに飲めるのか?
一個一個割っていきます。
10個割りました。すでになんかやばそう、、、お菓子作りか何か?
もうこの時点で卵が溢れそうである。ロッキーが裸足で逃げ出しそうな量である。
ミキサーが小さすぎるため、これを作るときは大容量のものがいい。
プロテインをぶっ込む。容量の問題で、50gほど入れる。なんじゃこりゃ
ミキサーにかける。
満を辞して完成!所要時間は3分もかからなかった。なんてお手軽な飲み物であろうか。
飲んでみた感想
ゲロマズ。 実に生卵であった。なんの変哲も無い生卵そのものであった。素材の味100%である。
生卵を飲んでみるとわかるのだがどこか塩辛い?ようなかつ生臭い味がする。それが10倍の量が続くのである。煉獄の苦しみとはこういうものか。
プロテインはプレーン味なので、これもチョコ味とかならなんとか飲みやすくなるかもしれない。正直なところマッスルシェイクの方が味としては優っている。危険度は遥かにマッスルシェイクが凌駕しているが、、、
ご馳走様でした。ミキサーが一杯一杯で、うまく混ざらずプロテインが溶けきれていない。
生卵は吸収が悪い?
結論から言うと、生卵は加熱した卵に比べて吸収が悪い。
加熱調理した卵のタンパク質は、消化吸収率が91%~94%
生卵の消化吸収率は51%~65%
となる。加熱するかしないかでは40%ものの吸収効率が違ってくる。
なぜかと簡単に説明すると、卵黄にはビオチン(ビタミンB7)という物質がタンパク質と結合して存在している。ビオチンは熱に強い。体内ではそのビオチンとタンパク質を切り離すことによってタンパク質を吸収している。
一方、卵白にはアビジンという物質があり、これがビオチンと親和性が高く、結合してしまうと体内でアビジンービオチン複合体をうまく切り離すことができないため、そのまま腸をスルーしてしまい、タンパク質吸収効率が悪くなってしまうのである。
しかし、アビジンは熱に弱いため、加熱することでアビジンを少なくし、ビオチンを残すということができるのである。
何故、半熟卵は生卵より消化が良いの?(「アビジン」と「ビオチン」について)http://www5f.biglobe.ne.jp/~rokky/kougi/kougi007.htm
以上の通り、卵を食べるときは生より加熱した方がいい。半熟が一番吸収効率が良いようである。しかし、常に合理的な選択が正解とは限らない。オムレツばかり食べていると必ず飽きがきてしまうし、たまには変化をつけるのもボディメイクの長続きのコツである。吸収効率の高さと準備の手軽さを天秤にかけ、生卵プロテイン割りをチョイスするのも一つの手であろう。 別に10個も割る必要も無いと思うが、、、
過去のマッスル北村飯一覧
1. 小松菜スムージー
karl-body-making.hatenablog.com
2. マッスルシェイク