2ヵ月3週間で18kg痩せた話
15kg痩せたらあの子はどんな顔をするだろう。その表情を見るために8月1日からダイエットに勤しんできたが、ついに目標を達成する日が来た。
結果としては、15kg痩せるのは10月9日で達成してしまった。2ヵ月と9日で15kg減である。その後もダイエットを続けた結果、10月23日時点で18kgの減量に成功した。
ビフォーアフター
減量開始時:88.6kg
減量終了時:70.6kg
身体だけの写真だと若干わかりにくいが、自分でも驚くほどの程の結果を残すことができた。顔は本当に別人レベルで痩せてしまった。
急激に痩せたので2ヵ月ぶりに会った友人には病気を疑われることも多々あった。
以下は体重の推移である。
10月はチートデーを10月2日に行っただけで、あとは食事制限と運動で気合で落とした。体脂肪も25%程から11%まで落ちた。
本来ならば目標達成時に投稿すべきだったが、減量を終えて少しバタバタしたので遅れてしまったことをお詫びしたい。
78kg時
70.6kg時
どうやって痩せたか
減量方法は、一貫としてケトジェニックダイエットである。
炭水化物を一日20g程に抑え、ウェイトトレーニングを週5~6で行う。筋肉を落とさないために摂取カロリーは一日2500~3000はしっかり摂り、タンパク質は体重の2倍を意識する。1日3食必ず食べ、お腹が空いたときに間食でタンパク質を摂っていた。
10月は有酸素運動も取り入れ、体重を落としていった。
有酸素運動は10月まではほとんど取り入れなかったが、体脂肪が15%を切ってからは徐々に行うようにした。ジムでバイク、ランニング、トレッドミルの傾斜MAXで早歩きなど。
有酸素は同時に筋肉も落ちてしまうので最後の手段であり、適度に痩せたいならば食事制限とウェイトトレーニングのみで十分だと実感した。(体脂肪が15%を切って無理やり体重を落としたい時に有酸素は有効)
正直、この3ヵ月はそこまで辛くもなかった。ケトジェニックダイエットならば毎食お腹いっぱい食べられるし、(すぐお腹は空くけれど)純粋にウェイトトレーニングは気分転換になった。日に日に変わっていく見た目のおかげでモチベーションを保つことができた。
しかし、やはり炭水化物は常に食べたいという欲求はあった。(特に甘いもの。チートデー以外は調味料以外の砂糖を一切カットしていた)そんな時は大食いの動画を見ることで食べたいという欲求を抑えていた。人が食べているところを見るだけである程度満足していた。修行か何か?
減量中、後のPro and Con
良かったこと
・身体が軽くなった
・顔付きが精悍になり、周りの反応も良くなった
・ダイエットを通じて周りの人たちや、家族との会話が増えた
・すべての食事に感謝するようになり、どんな食べ物もおいしかった。幸せを感じる閾値が異常に下がった。
悪かったこと
・体重の数字を重視するあまり、無茶な食事をすることが多かった(めまいが増えた)
・持っている服が全て合わなくなった。ウエストも-18cm減。
・ダイエットに没頭するあまり、付き合いが悪くなった
まとめ
以上、結果をお伝えしたが、減量を通して一番実りがあったのは、短期間の間で痩せるという目標のもと、悩みながら試行錯誤して努力し、達成したという成功体験を得ることができたことである。
この3ヵ月は人生で一番、自分に嘘をつかなかったと自負できる。人としてのバックボーンの厚みを増すことができたのは何事にも代えがたい経験だと実感した。(身体の厚みはなくなったけれど笑)
周りの理解、協力がなければ目標を達成することは無理だったと感じる。人との繋がりの重要性を再認識できたのも素晴らしい経験であった。
18kg痩せて脂肪をそぎ落として驚いたのは、人間の筋肉とは自分の思っている量より、はるかに少ないとわかったことだった。脂肪がついていたころは自分はマッチョだと思っていたが、ただのデブだったのだ。なんて薄っぺらい身体なんだと絶望したが、今後の楽しみも感じた。
痩せる方法を知ったということは、逆に太る方法も熟知したことになる。コインの裏表のようなものだ。筋肉を極力落とさず痩せることに注力した経験は、なるべく脂肪をつけずに筋肉を付ける方法を知ったと同じである。
今後の予定
今後は体重を一旦戻し、78~79kgあたりをキープして筋肉を付けていきたい。その方法としては、
・炭水化物は計算して食べる。特にトレーニング前、中、後は適度に摂るようにする。夕食で炭水化物の量は調整する。
・体重は毎日測って記録する。
・トレーニングは週3~4は確保する。ウェイトトレーニングのみを行い、有酸素はやらない。(減量で一番つらかったのは有酸素だった)
さて、目標を達成した今、あの子はどんな顔をするだろうか。
18kg痩せたよ!と報告したところ、
「顔つきがギラギラしてるし、黒くなってるしなんか怖い」
と、怯えられた。人生とはそんなもんであると儚さも同時に知ることができた。私の努力はなんだったのだろうか。
しかし、「かっこよくなったし、有言実行したから、人として尊敬するよ」とフォローもあったので良し!
10月23日、減量を終了し、その後は食べたいものを好きなだけ食べた。ラーメン、カレー、ピザ、ビール、コーラ、ポテチ、チョコ。まるで餓鬼道に落ちてしまったかのように全身全霊をもって片っ端から食べていった。
その結果、
2日で7.4kg増えた。
人間の身体とは本当に不思議なものである。
痩せたい、じゃあヨガやろうという考えはもう捨てないか?
巷でヨガをやっているという方は多い。日常生活では絶対にやらないような様々なポーズをするのはなかなか楽しそうである。
当方の周りでもヨガを始めた!という声がチラホラあるが、始めた理由として「痩せるため」と言う人ばかりである。しかし、ヨガで本当に痩せるのであろうか。有体に言ってしまうと、当方は痩せる効果としてのヨガには懐疑的である。ヨガで痩せるのだろうか?
まずは、「仕事ができる人はなぜ筋トレをするのか」という本の一節を引用したい。
”最近、ヨガのレッスンに通い始めたら痩せたとか、ピラティスだけで痩せたという人の話をよく耳にする。ヨガもピラティスも、運動としては、エネルギー消費量はそれほど大きくない。室温を真夏の炎天下なみに上げ、さらに加湿された中でヨガを行うホットヨガなどは、サウナと同じ理屈で水分が出てくるだけだから、それ自体の脂肪燃焼効果は低い”
この通り、ヨガは激しい運動をするわけでもなく、基本的には静止運動ばかりであるため、消費エネルギーはあまりないであろう。
それでも、ヨガをやって痩せた!という人は多い。それに関しても同著にて
”ヨガの場合い、インストラクターや受講者にはスラリとして、外見が美しい人が多い。そうすると「私もきれいにならなきゃ」という意識が働き、食事の量や生活リズムなど生活全体において、太ることにつながる行動にブレーキがかかる。”
つまり、ヨガによる減量というのは、メンタル効果によるものが大きい。それ自体の運動ではなく、意識の改革によって痩せるのだ。周りの影響、自分もあの人のようになりたいという意識がモチベーションを高め、自己改善を促す。
やはり、自己改革のためには環境というのは非常に大切と感じる。痩せたいと思ったなら、スリムを目指して頑張っている集団に思い切って飛び込むのが重要なのだ。「デブはデブを呼ぶ」という言葉があるように、太っている人は周りに太っている人が集まりがちである。痩せた人と太った人がランチに行って、太った人がたくさん食べるというのはどこか居たたまれないことが多いだろう。人間は相対的な生き物だと実感される。
なにもヨガは痩せるのに意味ない!と言うつもりは毛頭ないが、痩せたいからヨガを始めたという人には、一番効果的な方法は筋トレしたほうがいいですよ。と勧めるようにしている。
”痩せる”という純粋な方法について言うならば、ヨガよりトレーニングである。トレーニングはそれ自体消費カロリーが多い上、筋肉の発熱によって脂肪燃焼が翌日以降も継続する。筋肉量が少しでも増えれば、普段の代謝が微量ながらも増えるため、太りにくい身体になるのだ。
とは言え、ヨガ=痩せるという思考は世間に広く普及していると思われる。これは受講者を増やすための建て前、ビジネス的な要素によって広められたのではないだろうか。つまりはマーケティングの勝利なのだ。
もちろん、ヨガによって日々のストレス解消や、気軽に始められるから、という理由であればヨガは有用であろう。しかし、痩せたい!じゃあヨガだ!という考えには警鐘を鳴らしたい。もちろん、何もやらないよりは断然いいのだが。
実際、自分がダイエットを始めて、「ダイエットとは情報戦である」と感じた。いつまでにどれだけ痩せたいという目標があれば、じゃあどのダイエットが適しているか、ということを模索するのが重要である。自分の目標、環境的にこのダイエットはできるのか?など、総合的に考えて実践するためには情報が必要なのである。
むしろ、情報を集めることをしないと、ダイエット業界では食い物にされてしまう。受講者を増やそうと、固定観念の植え付けを図るからである。
「やっぱり痩せるには○○でしょ!」「よくわからないけど○イザップいけばやせるでしょ」という考えは、非常に危険であり、あまりにも短絡的思考すぎる。
ヘルスケア、ボディメイク業界は、基本的に情弱ビジネスという考えを常に念頭に置いて、自分に適した選択をするように心掛けたい。(当方も搾取された経験あり、つらい)
ホエイプロテインと乳糖不耐症の話
大人になって牛乳を飲んだら、お腹を下してしまった…という経験をお持ちの方はいないだろうか。
それは、乳糖不耐症が原因であろう。子供のころは牛乳を普通に飲んでいたのに、大人になって飲めなくなるのである。
乳糖不耐症とは、乳製品に含まれている乳糖を上手く消化できない症状である。
大人になるにつれ、乳糖分解酵素が欠乏し、分解がうまくできずにお腹を下してしまうのである。
当方も大人になり、不運なことに乳糖不耐症となり牛乳が飲めなくなった。高校生までは毎日1リットル飲むほど好きだったのに、なんという仕打ちであろうか。牛乳は子どもが飲むもので、大人は飲むものではないとの啓示なのだろうか。
百歩譲って今後牛乳を飲めなくなるのは我慢できるが、乳糖不耐症のトレーニーが悩まされるのは、ホエイプロテインでもお腹を下してしまうことだ。
ホエイプロテインは簡単に言うと牛乳を凝縮して粉末にしたものなので、乳糖が含まれている。そのため、水で溶かして飲んだとしても乳糖不耐症が反応してしまう。
プロテインが飲めないということは、トレーニーにとって、じゃんけんでチョキを制限してグーとパーだけで戦うようなものであり、致命的である。
ホエイプロテインは以下二つの製法があり、
WPC (Whey Protein Concentration)
WPI (Whey Protein Isolate)
WPCは広く普及しており、巷で売っているプロテインはだいたいWPCで作られている。この製法では乳糖が多く残ってしまい、乳糖不耐症は飲むのを諦めざるを得ない。
しかし、WPIは乳糖をほとんど除去する製法であり、これならば安心して飲むことができる。乳糖不耐症にとって福音であり、人間の発明とはすばらしいものである。
普段当方が愛飲しているWPIプロテインは、「バルクスポーツ アイソプロ」である。
成分は以下の通り
エネルギー:95kcal たんぱく質:20.0g 脂質:0.6g 炭水化物:2.3g (約25g)
同製品のWPCの成分は
エネルギー:99kcal たんぱく質:18.0g 脂質:1.7g 炭水化物:3.7g (約25g)
こう比べてみると、成分はそこまで変わらない。WPIの方が炭水化物が少ないのでケトジェニックダイエットには適している。
バルクスポーツのプロテインは、シェイカーで振るだけでも粉がダマになることが少ないので飲みやすい。振った後の泡が苦手という人も満足できる製品である。
WPIは乳糖不耐症でも飲めるし、炭水化物も少なくてメリットは大きいのだが、ネックな点を挙げるとしたら、価格がWPCに比べて若干高めであること、WPCのほうが味が濃くておいしいことである。とは言えこれを飲むしかないので文句は言っていられないのだが。
先日、もっと安くWPIが入手できないかアマゾンで探していたら、「アルプロン」という製品があり、その安さに惹かれて試しに買ってみた。
バルクスポーツWPIは4000円程、アルプロンでは3000円なので破格の安さである。他製品のWPCより安い。ワクワクしながら製品を待ち、到着したらすぐさま飲んでみた。不味かった。
なぜ数ある味の中、レモンヨーグルトを選んだのか自分に理解できなかった。無難にチョコレートやココアにするべきだった。とは言えもったいないので毎日飲んでいる。最近は慣れてきたので問題ないが、この安さは魅力的である。次買う時はナチュラルならば問題ないであろう。
最近、自分は乳糖不耐症なのか、内臓がただ弱いだけか、どちらかよくわからなくなってきた。
少し辛いものでも翌日腹痛に苦しめられるし、ブラックコーヒーですらお腹がゆるくなる。図体はでかいくせに…
いろいろハンディキャップを背負っており、前世にどんな悪行をしたのか気になるところだが、めげずに邁進しようと思うこの頃であった。
筋トレは2人でやるものと実感
ブログの更新が遅れてしまったが、皆さんいかがお過ごしだろうか。
先週は有酸素少な目にし、ウェイトを増やすトレーニングを行っていたが体重があまり減らないので、最近はカロリーの総量を減らしたりと工夫をしている。1日1000キロカロリー生活は気が狂いそうになる。
先週、会社の先輩と就業後に市ヶ谷のゴールドジムに行ってきた。市ヶ谷ゴールドジムは開店して2ヵ月程でとても新しく、清潔感にあふれていた。出来て間もないので人も少なく、非常に快適であった。
その先輩に色々教えてもらいながらトレーニングを一緒に行ったが、いかに自分が甘かったかを痛感した。限界近くまで追い込むと酸欠によって耳が聞こえにくくなり、目が霞むということを知った。一つ一つのマシンが拷問器具のように見えてくる。自分のトレーニングは児戯に等しかった。
例えばレッグプレスで限界が来てもう上がらなくなった際、先輩に一旦上げてもらい、そこからゆっくりと脚を下していく。その時、先輩が上から重りのところを押してくるので脚にかかる重量はさらに重くなる。これで最後だ!と思っても「あと3回!」と無慈悲な上乗せをされる。セットが終わるたびに「生きててごめんなさい…」と意味不明な言葉が口から洩れるのだった。
限界が来たら補助してもらい、さらに負荷をかけてもらいながら、ゆっくりと下していくネガティブトレーニングは追い込みに非常に有効で、やはり筋トレは二人でやるものだと実感した。一人だとどこか甘えてしまって全力を出し切れないし、限界が来たら上まで上げきることができない。
他にもサイドレイズで、ダンベルを腰の近くまで下すと1回1回休むことができてしまうので、頂点まで上げたら、45度のところまで下してまた上げるというやり方をしたら、(鳥のように両腕をパタパタする感じ)すぐに乳酸が溜まり、普段扱っている10kgダンベルで全くできなかった。8kgで3セット行った後、4kgのダンベルで追い込んだ際はほとんど腕が上がらず、疲労と、たった4kgすら上げられないのか、、、と屈辱で泣きそうになったのは言うまでもない。
その日は、チェストプレス、懸垂、トライセプスエクステンション、ローイング、アブコースター、サイドレイズを行って、終わりとなった。翌朝、筋肉痛が目覚ましの代わりになった。自分の甘さ、やりきった満足感を感じ、非常に有意義な時間であった。これからも一人の時でもしっかり追い込めるように自分に厳しくいかねばならない。
さて、話は変わるが「ジム行ってるのに全然痩せない~」と悩みをよく耳にするが、その原因としては、”しっかり追い込めていなく(=運動強度が低い)、かつ食事の量が増えている”であろう。
ジムに行き始めて、今までと食事量が変わらなければ、運動量が純増しているので100%痩せるに決まっている。
それでも痩せないということは、運動強度が低いにもかかわらず、”運動した”という満足感によって、「少しくらい多く食べてもいいよね」という気持ちが働いてしまうのだろう。徹底的に追い込み、食事量は変えないのが重要で、自分へのご褒美などいらないのだ。
当方の周りにも「痩せたい!」と言う方は多いので、ケトジェニックダイエットの布教?をよくしているのだが、とある人がやってみる!とダイエットを始めていた。
お昼休み、その方が私に「この食事やっぱだめだよね・・・」とビニール袋を見せてきたのだが、中身は
大盛りの焼きそば、から揚げだった。
私は目の前がまっくらになった。話を聞いていたのか、それとも当方の伝達力が著しく劣っているのだろうか。
アナバイトという人知の結晶
ケトジェニックダイエット中は基本的に肉と魚ばかり食べている。野菜も意識して摂るようにしているが、根菜は炭水化物が多いのでNGであるし、食べられるものが限られ、どうしても量が少なくなりがちである。ボディビルダーもだいたいブロッコリーしか食べないようである。そうなると、ビタミンの不足が懸念される。
それを補うべく、サプリメントが重要になる。巷では多種多様なサプリがあるが、当方の面倒くさがりな性格も合間って、たくさん栄養が入っていて、これだけ飲めば万事OKのようなサプリはないかなと探していた。そんな仙豆のようなサプリはこの世に存在しないか調べていたところ、とあるサプリを発見した。
そのサプリは、”アナバイト”である。
これだけ飲んでおけばOK。アナバイトとは
アナバイトはGaspariというサプリ会社がこの世に送り出した、最強のマルチビタミン含有量を誇り、世界一の日本人ボディビルダー、山岸秀匡も飲んでいるという折り紙付きの効用を持ったサプリである。
その成分、効用に関しては以下のサイトに詳しくまとめられている。
ビタミンA、C、D、E〜多種のミネラルをバランスよく網羅して含有しており、ビタミンCは1日の目安摂取量の4.17倍、ビタミンB1は11.76倍、ビタミンB12は41.67倍と大盤振る舞いな成分量である。ドラゴンボールのインフレか!
さらに嬉しいのがカルニチンが大量に含まれていることだ。
カルニチンは、生体内で脂質を燃焼してエネルギーを産生するに当り、脂肪酸を燃焼の場であるミトコンドリア内部に運搬する必須の役割を担う。
つまり、脂肪の燃焼を促進し、体脂肪の減少につながる夢のような効果を持つ。
アナバイトを 3錠飲めば、一日のカルニチン必要摂取量を満たすようである。
実際に購入してみた。
数日前に3個まとめ買いしたのでその写真を載せておく。
アナバイト祭り!
左のは今まで飲んでいたもので、奥に3つ写ったものが今回購入したものだ。
アナバイトの利点としては、安いことだ。1つで2600円程、3つまとめて購入すれば単価が2300円まで下がる。
(追記、2017年1月現在、若干値上がりしたようでまとめ買いで単価が2800円ほどのようだ。発注ベースで海外から輸入しているようなので、円安になると値上げになってしまう。)
アマゾンで注文すると、お届けまで1ヵ月~と表示されるが、実際には1週間程で届くという素晴らしい迅速対応である。受注ベースで海外から発送されるので配達日にはかなりバッファを取っているようだ。
摂取方法
飲み方及び摂取量としては、一日に3錠ずつ飲む。
1ボトルに180個入っているので、60日分である。
当方は、1日朝夜に3錠ずつ飲むようにしている。
人によっては、成分が強すぎてお腹を壊すことがあるようなので、その場合は摂取量を減らす。1日3錠を2錠にしたり、1日3回1錠ずつなど減らして飲んでいる人もいるようである。それでも十分効果はあるはずだ。
実際に使ってみての感想
実際に飲んで感じた効果としては、
メリット
・筋トレ後の疲労が少なくなり、寝起きが良くなった。
・飲まなかった前に比べて筋トレの使用重量が増えた。
・風邪を引かなくなった。
・口内炎ができなくなった。
・便通もよくなった気がする。
デメリット
・尿がものすごく黄色くなる
・飲んだ直後身体がピリピリする(ベータアラニンフラッシュというらしい)
・錠剤がでかい。まじでかい。
・不思議(というかまずい)な味がする。薬の臭いがする。
基本的にはいいこと尽くしのメリットを享受しているが、やはり目に見えて証明できるものでもないのでプラシーボ効果も否定できない。しかし、飲み忘れた日は少し調子が悪かったりするため、高い効果はあると感じる。
風邪を引かなくなった、口内炎ができなくなったのは、特に効果があったと感じた。アナバイトを飲む前はビタミン不足なのか、風邪を引いたり口内炎がたまにできたりしていたが、アナバイトを飲むようになってからそれらがなくなったのには驚いた。
飲んだ後は尿がこの世のものとは思えないほど黄色くなるので、吸収されなかったビタミンが排出されているのだろう。ものすごい濃い色なので、栄養含有量は非常に多いと視認もできる。
身体がピリピリするのはアナバイトに含まれているベータアラニンが引き起こすようで、ベータアラニンフラッシュと呼ばれている。それなんて必殺技?ベータアラニンフラッシュ!!!
ベータアラニンは乳酸の抑制、トレーニングパフォーマンスの向上をもたらす成分をもつようだ。特に害はないらしいので、気にしていないが、ある程度飲み続けているとこのピリピリが病みつきになる。気持ちいい
以上、進○ゼミばりにいいことづくしだと述べてきたが、デメリットを述べるとすると、その錠剤の大きさと味である。
比較対象がわかりにくいが、人差し指の第一関節と同じくらいある。当方の指はかなり大きいので、一般男性の第一関節以上の長さと思っていいだろう。
これを3つ一気に飲むのは勇気が必要だ。一気に飲むとたまに喉に詰まる。
いや、一つずつ飲めばいい話だが、味が苦いので一気に飲みたくなるのである。
味については個人的には…結構苦手だ。The アメリカの薬!というような臭いと独特な苦味をもっている。
先日、アナバイトを会社で飲んでいたら、それは何の薬だと先輩が話しかけてきて、1錠あげたのだが、その人はえらく味を気に入っていた。
どうやら、昔アメリカに住んでいたので懐かしい味がするのだとか。ちなみにその人はアナバイトを飲まずに、溶けて無くなるまで舐めていると言っていた。アメじゃないんだから。。。
アメリカ人にとっては懐かしい味なのかもしれない。
アナバイトのトリビア
今回アナバイトを購入した際に気が付いたのは、ラベルが更新されていたことだ。
左が古いもの、右が今回のもの
お分かりいただけただろうか?
新しいラベルはピカピカするようになり、さながらカードゲームのレアカードのようだ。さらにsophisticatedでスタイリッシュになっている。かっこいい~
まとめ
以上、アナバイトという万能のサプリメントを紹介した。
結論としてはこれだけ飲んでおけば間違いないのである。これだけ飲んでいればトレーニング、ダイエット、日常生活にポジティブな影響を与える栄養素を網羅的に取れるので、不精な人ほどオススメしたい。
むしろ、アナバイトとブロッコリーさえ食べていれば、この世の野菜は食べる必要があるのか?とまで思えてくる。まぁ極論ではあるが、それほど素晴らしいサプリと感じた。
当方は常に切らさないように貯蓄しているので、1個は会社に置きアナバイトをして昼休みに摂取している。先日上司に、「お前、ドーピングにまで手を出したのか」と言われた。確かに、大男がバカでかい錠剤を一気飲みしている姿は、傍からは完全にやばいやつとしか映らないだろう。
(アナバイトはボディビルダーも使用していて、これで薬物の検査にひっかかった事例はないのでドーピングではないです。安心してください。)
2018年9月8日追記
アナバイトを飲用していたアスリートから薬物反応が出たようです。
ただこれはアナバイトのせいではなく、他のサプリ等との飲み合わせにより薬物反応が出たというのが濃厚のようです。
一週間で-2kg ~ケトジェニック47日目経過報告~
ケトジェニックダイエットを行って47日が経過した。前回報告から1週間経ち、ちょうどいいネタも揃ったので結果を書いていきたいと思う。
前回の記事はこちら
karl-body-making.hatenablog.com
47日経過して、体重の推移は以下の通りである。
8月1日から
1週間単位
現体重:78.4 kg
一週間前体重:80.5 kg
差分:-2.1 kg
トータル減量:-10.2 kg
1週間で-2kgという結果となった。前回報告時は40日で8kg、一週間約1.3kg減ペースだったので、なかなかいい推移ではないかと思う。
とはいっても今週は毎日ジムに行き、筋トレ+有酸素をみっちりやっていたのでペースが早いのも当然かもしれない。そこ、暇人などとは言わないように!
食事に関しては、摂取カロリーの総量を-500ほど減らしている。体重の落ちも早いが、トレーニングをしないとすぐに筋肉が分解されてしまうため必死である。
さて、いつかはやらねばと思っていたが、自分の現状を写真で証明することにする。当初ダイエット開始時の写真は撮っていたが、あまりにも醜いので公開を控えていた。(今もだが)どうか慈愛に満ちた心で生暖かく見守って頂きたい。恥ずかしいので画像は小さくします。
減量開始時
なんか汚い…。
この時は89kg近くで脂肪の塊である。まさに怠惰の象徴である。
現在
なんか黒くね?
某CMで気になっていたが、やはり痩せた人はだいたい黒くなっている。
太っていても焼ければそれなりに映えるので、日焼けは重要なのである。
と、それはさておき、なんだかんだ10kg痩せたらカットが出てくるようになった。47日で10kg減とはいろんな意味で健康診断に引っかかりそうだが、こう画像を比べて変わりようを見れば、うれしいものである。糖質制限万々歳である。
ここまでの記録を意中の子に報告し、「-15kgまであと5kgだよ!首を洗って待ってて」と言ったところ、
「えーじゃあ、デートはあと15kg痩せたらね」
。 。
/ / ポーン!
( Д )
これから15kg、、、ツチノコ見つけたらデートしてあげると言っているようなものだ。
今日からブログタイトルは”僕が25kg痩せたらあの子はどんな顔をするだろう”に変更となります。絶対無理や。
だいぶ致命的な出来事が起きたが、目標の-15kgまで、あと5kgと差し迫った。この結果を見て調子にのった、もう少し目標を修正したいと思う。つまり、目標を-15kgから-17kgに引き上げることにする。あと7kg痩せれば今まで自分がなったことのないバキバキさを手に入れることができるはずだ。これに合わせて(本当に)ブログタイトルも変えなければならないが、やっぱりつらいので15kg減に戻しますと撤回できなくなるのでやめることにする。また報告します。
ランチは糖質制限者にとって憩いの場になるか
お昼休みのチャイムが鳴ると今日は何を食べようか、と考えながら昼食を求めて動きだす。ランチとは社会人にとっての憩いの時である。
しかし、糖質セイゲニスト(制限者)はランチを求めて店を探すわけにもいかない。外にはたくさん食べるところがあるが、低糖質を売りにした店は皆無に等しいだろう。
そのため、必然的にランチは食べるものを調整できるコンビニに限られてしまう。コンビニは低糖質の商品が多くあり、いろいろ組み合わせをすることで食事に飽きることを防ぐのに効果的である。
今日当方が食べたランチはこれである。
酒のつまみか何か?
ゆで卵、スモークタン、やきとり塩、サバの水煮、さけるチーズ、合わせて糖質が5g程度である。全てファミマからの調達だ。ほとんどパサパサした食べ物なので、以前周りの人から、「お前のランチ、見てるだけで口の水分奪われそう」と言われたことがある。
コンビニは飽きを防ぐのに効果的と言ったが、やはり毎日同じような食事が続くので飽きるのは仕方がない。そんな時に発見したのが、マヨネーズのすばらしさであった。マヨネーズは卵が主成分でほとんど糖質が入っていない。よく太りやすいと誤解されているが、全然問題ないのである。
味にアクセントがほしい時にマヨネーズをそっと添える。これだけで味に変化をもたらしてくれる。完璧な調味料である。今、人類の最大の発明は?と聞かれたら迷わずマヨネーズと答えるだろう。
マヨネーズという文明の利器に気付いた私は、常にオフィスの冷蔵庫に忍ばせておき、ランチになったら所構わずかけまくるのであった。マヨに名前を書いてあるので、冷蔵庫を使う人に「あいつダイエットするとか言ってたのに、、、」と意志薄弱のレッテルを貼られていることは間違いないだろう。
当方がマヨを片手に電子レンジを使い、温まった食事に大量のマヨをかけているのを見た人が、「ついに狂ったか」とつぶやいた。ダイエットには苦難が付き物である。
話がそれたが、特に気に入ってる+毎日食べても飽きないのは、やきとり塩缶詰とマヨの組み合わせである。
こんなの絶対美味しいやん
やきとりのタレのほうがもっとマッチするが、糖質が3倍程跳ね上がるので塩がおすすめである。
この缶詰は若干塩辛い気もするが、マヨとうまく調和して絶妙なまろやかさになる。15kg痩せるまでは、毎日これを食べる思いな程、気に入っている。
さて、マヨへの愛は存分に伝わっただろうか。
糖質制限は、食事の楽しみというより、摂取という考え方が大きくなってしまう。また同じような食事か、、、と食べることが億劫になってしまうし、少し制限を緩めれば周りには美味しいものだらけで自己を律するのは難しい。
食事の歴史を紐解くと、炭水化物が安定的に生産され、広く人々にいきわたるようになって、食事の楽しみという概念がうまれたようだ。それまでは、食事の楽しみは貴族の特権であり、人々は生きるために食べていたという考えであった。
飽食の現代、糖質制限は食事の趨勢に反する行為であるが、人間には工夫という知恵がある。日々の食事は摂取かもしれないが、少しでも工夫をして楽しみ・喜びを見出すのは素晴らしいことである。ランチを憩いの場にすべく、糖質制限(特にコンビニ食)の様々ないい方法をご存知の方はぜひ教えていただきたい。
【人体実験】 チートデーの後はどう体重が推移するか
前稿でチートデーのことを書いたので続き
チートデーはダイエットの停滞を打破する方法であるが、リバウンドの危険も含んだ諸刃の剣である。炭水化物のドカ食い、1日で通常の3倍ものカロリーを摂るので当然である。
しかし、翌日以降は体重がストンと落ちていく(と言われている)。だが、それは本当だろうか。増えた体重は脂肪に蓄えられて、体重はそのまま減らないもしくはそのまま右肩上がりで増えていくのではないだろうか。実際に体験してみた。
以下は体重の推移図である。
赤枠がチートデー実施日である。グラフ自体まるで下降トレンドの為替チャートのようだ。
チートデー多すぎだろ!ダイエット開始してすぐにやってんじゃねーよという突っ込みは勘弁して頂きたい。あと、グラフ見るとあんまり停滞してないのにやる必要あったの?というのもマジで勘弁してください。あくまでみなさんに有益なサンプルを提供するために泣く泣く試してみたので仕方がないのだ。決して意志が弱かったとかそんなんじゃないんだからね!
チートデーを行った日は、一気に体重が上がっているのがわかる。傾向としては毎回2kg以上だ。2kg!こんなうさんくさいダイエットはいやだ。俺は部屋に戻る!と言わずにその後の数字を見て頂きたい。3日も経てば体重は元通りで、その後は体重が減少している。
炭水化物は体内の水分を溜め込む性質を持っているので、一気に体重が増えるのは当然である。炭水化物の量の3倍の水分を保持するようだ。グラフの真ん中のチートデーの際は3kg近く増えているが、この際は飲み会でビールをひたすら飲んでいたので翌日には1kgほど落ちている。
結果としては、チートデーの後しっかり糖質制限をすれば、3日もすれば体重は元通りもしくはさらに落ちていくと判明した。
チートデーで失敗してしまう原因としては、前稿で書いた通り、中途半端に炭水化物を食べてしまうためであろう。せっかく痩せたのに、、、という気持ちがセーブをかけてしまう。翌日はその炭水化物の魅力に抗えず、再び手を伸ばしてしまう。
チートデー 2日続けば リバウンド
この一句はまさにそれを的確に表している。当方がさっき考えたものだが
リバウンドしないためには、チートデーでもう勘弁してくださいと思うくらい徹底的に食べることが必要だ。通常の3倍のカロリーといわず、もう絶対に食べたくないと思うくらい食べるのだ。
ちょうど9月8日にチートデーを行ったので食事内容を紹介したい。
【朝食】
おにぎり3個、ゆで卵3個、プロテイン40g、ブランパン(低糖質パン)、サプリメント
【間食】
お菓子
【昼食】
とんかつ2枚の定食、ご飯3杯
【間食】
お菓子、おにぎり2個、プレミアムロールケーキ2個、シュークリーム
【夕食】
カツカレー、チーズケーキ、プロテイン40g
【夜食】
家系ラーメン、サプリメント
もう勘弁してください・・・
最後に、みなが糖質ダイエット中の当方を面白がって、日々嫌がらせのようにお菓子やお土産を餌付けしてくれたので写真を載せておく。
みなさんありがとう。1日で美味しく頂きました。末代まで祟ります。
こいついつもチートデーやってんな
ダイエットには停滞はつきものである。人間はどんな環境にも順応する生き物であり、減量という世界も例外ではない。
特にケトジェニックでは炭水化物による多量なカロリー摂取ができないため、一日のカロリー総量が普段より少なくなりがちで、身体もそれに合わせて省エネモードに入ってしまう。
省エネモードに入った身体は、代謝の低下=一日の消費カロリーの低下、栄養をできるだけ脂肪に蓄えようと活動することになる。これは一種の飢餓状態であり、これ以上栄養が入ってこないかも…と脳が勘違いし、生命維持のために代謝を落として、脂肪を蓄えておこうとする状態になってしまうということだ。(リバウンドの1原因でもある。)
省エネモードに入ってしまうと、今までのように体重が落ちなくなってくる。脂肪を落としたいのに、厄介な機能である。では、この省エネモードをオフにするにはどうすればいいだろうか。現代社会+先進国において餓死することはほとんどないよと身体を説得すればいいだろうか。
一番効率が良い方法はチートデーを設けることである。チートとは字面通り、身体を”だます”という意味で、いわゆるドカ食いする日を一日だけ設定する。この日は糖質制限におけるお祭りと言ってもいいだろう。白米、ラーメン、ピザ、パスタ、甘いもの・・・思う存分食べてもいいのだ。親の仇のように日頃の鬱憤を存分に晴らすことができる、糖質セイゲニストにとっては酒池肉林の1日である。
だが、そんなことをしたら、一気に体重が増えてまたダイエットのやり直しじゃないのと思うかもしれないが、チートデーによって「なんだ、栄養入ってくるじゃん。省エネモード切ろうっと」とまんまと騙された身体は、翌日以降の糖質制限により、再び体重の減少が始まるのである。
(チートデーは急激+極端なダイエットをしている人にとって必要で、食事をちょっと制限して運動を増やして・・・のように健全でゆるやかに痩せている人にはあまり必要ないことに注意)
チートデーの条件は以下の通りである。
1. 体重が開始時より5%以上減少した際に行う
2. 一日の総消費カロリーの3倍以上摂取すること
3. チートデーの前後1日は極端に糖質制限をし、ドカ食いは必ず一日だけ行うこと
4. チートデーを行った日はトレーニングを行うこと
他にも色々と条件があるが、当方が意識しているのはこの4点である。
1点ずつ見ていこう。
1. 体重が開始時より5%以上減少した際に行う
体重が(短期間で)5%以上減少することが、身体が省エネモードに入った大体の目安のようである。絶対的な基準はないが、体脂肪25%以下の人は月一回、15%以下は隔週一回、10%以下は週一回というように自分で設定日を決めて行う。
2. 一日の総消費カロリーの3倍以上摂取すること。
例えば、1日2500キロカロリーが消費カロリーとしたら、チートデーの際は7500キロカロリー摂取することになる。7500キロカロリー!日常的にそれだけ食べている人は一部のアスリートを除いてほとんどいないだろう。
正直なところ、通常の3倍食べることはかなりつらい。某赤いザクのように圧倒的な強い意志が求められる。中途半端では、省エネモードもオフにならないし、脂肪もついたりといいことはない。しかし、実際に3倍食べてみると、昨日まであれだけ食べたかった炭水化物がもういらないと思ってしまう。もう勘弁してください。人間とはまったく欲深き生き物である。
3. チートデーの前後1日は極端に糖質制限をし、ドカ食いは必ず一日だけ行うこと
チートデーは必ず1日で終わらせることが特に重要だ。2で述べたように、とにかく食べまくって、もう2度と炭水化物はいらないと思うまで食べることにしている。そうしないと翌日も炭水化物の悪魔的な魅力に手を伸ばしてしまう。チートデーを行った日は2~3キロ体重が増えるが、極端な炭水化物制限を行えばストンと落ちていく。人間の体は不思議なものである。
よく、チートデーを行ってリバウンドしてしまう人がいると聞くが、それは中途半端に食べてしまったからだろう。せっかくここまで痩せたのに…と意識的にセーブしてしまうのだ。チートデーには毒を食らわば皿までと、強迫観念の払拭が求められる。
2日チートデーをしたならば、それは立派なリバウンドである。
4. チートデーを行った日はトレーニングを行うこと
炭水化物を摂取すると、今まで枯渇していた筋肉グリコーゲンが回復し、一時的に重い重量を扱うことができる。(あくまで減量前に扱っていた重量まで戻るだけだが)チートデーの日はトレーニングの質が上がり、モチベーションのアップにもつながる。
以上のように、当方がチートデーを行う際に意識していることを列挙した。チートデーは諸刃の剣で、自分のルールを遵守することは非常に難しい。と、えらそうに色々と書いてきたが、つい先日職場の先輩に「お前いつもチートデーやってんな」と指摘された。ばれたか。まさにその通りである。
「仕方ないですよ。人間の3大欲求で食欲は2番目に強いですから」と切り返していたら事なきを得ていただろうか。
40日で8kg痩せました。ケトジェニックダイエット経過報告
前回の続き。
karl-body-making.hatenablog.com
8月1日からケトジェニックダイエットを始めて、40日程が経過した。(正確には39日だけど)ちょうどキリもいいので経過報告をしようと思う。
開始体重:88.6kg
現体重 :80.50kg
Maxで体重が減った時:79.5kg
結果として、40日程で8kg程の減量に成功した。
チートデー(後日記事にする予定)を挟んで一気に増えたりもしたが、地道に糖質制限をすることで順調に減らすことができた。体重の10%近くを減らしたと考えると自分でも驚いている。
今まで糖質制限を続けてきて、思ったことを以下にまとめておく。
良かったこと
・急激に体重が減ったので身体が軽くなった。
・身体全体、特に顔がシャープになり、イケメン顔つきが良くなった。
・昼食後、眠くなることが少なくなった。
・寝つきが良くなった。
・身体について意識が高まった。(食事を気にしたり、飲み会を減らしたり等)
困難、デメリットと思ったこと
・周りの人との付き合いがしづらくなった。
・食事に飽きること。特に昼食。
・病気だと心配されたこと。
・ズボン、シャツがまったく身体に合わなくなったこと。(特にズボンはほとんどゆるゆる)
・ジムで扱うダンベル等の重量が落ちたこと。
・すぐお腹が空くこと。
・エンゲル係数の増加。
メリットとしては何といっても身体の変化だろう。身体が軽くなり、日常生活がスムーズにいくようになる。顔がシャープになり、腹筋が割れてくると自分に自信を持てるようになる。急激に痩せていくため、日々体重計に乗るのが楽しみになる。
糖質を摂らないせいか、おなか一杯まで食べることも少なくなり、糖質がない分消化にかかる時間が減る=昼食後に眠くなりにくくなることを実感した。
周りの人が、あいつが何か面白いことをやっているぞと興味を持ってくれ、コミュニケーションが増えたのも良かった。
自分で目標をたて、それを目指して努力をし、結果を出す。痩せるということも立派な成功体験であるとしみじみ感じる。
やはり糖新生という機能はちゃんと備わっているようで、頭がぼーっとすることはなかった。糖質制限初日はおそらくブドウ糖不足による頭痛がしたが、それもすぐ治まった。
デメリットとしては、周りの人との付き合いがどうしても悪くなってしまうことだ。イタリアンに行って、みんながピザやパスタを美味しそうに食べている中、一人だけサラダを食べることがあなたにできるだろうか。
当方の仕事は総務で、お客さんとの会食もないため、なんとか継続できているが、もし営業だったらかなり難易度が上がっただろうと思う。
とはいっても、何度か飲み会には参加している。居酒屋ならメニューも豊富なため、糖質が少ない食べ物を頼み、ハイボールをずっと飲んでいれば問題ない。だが、当方のようなビール党にはビールが飲めないのはかなり辛いかもしれない。食事にさえ気を付けていればたまにビール一杯ぐらいなら問題ないが、某ギャンブラーのようにそのキンキンな魅力に引き込まれないよう注意が必要だ。犯罪的だっ!!うますぎる!
また、食事メニューが限定的になってしまうため、飽きやすい。特に昼食は9割型コンビニ食になるため、毎日お昼で工夫を凝らす必要がある。昼食は基本的には、ハム、サラダ、ささみ、冷奴、チーズなど酒のつまみか何か?というような食事になるのだ。毎日昼時に酒が飲みたい衝動を抑えるのも一苦労である。
さらに、エンゲル係数が若干上がるのも困ったものだ。やはり肉や魚は高い。プロテインやサプリメント(アナバイト)の費用もばかにならない。(そもそもサプリメントもエンゲル係数に入るのだろうか。)ご飯おかわり無料のお店が多いのも納得だ。炭水化物は安いのだ。
そして、この世の美味しいものは全て炭水化物でできていると心の底から思った。一旦離れてみないと、その良さがわからないものである。人生のいろいろなことにもいえるのではないだろうか。
さて、8kg痩せたが、まだまだ折り返し地点である。今まではすんなり落ちたが、今後は落ちにくいだろう。レベル1がレベル5になるのと、レベル96がレベル100になるのは同じ4レベル上がるといっても訳が違うのだ。go out with herのためにはあと7kg。ここからが本当の地獄勝負だろう。